目のクマに気づいた時、あなたは何が原因だと思いますか。よく聞くのは寝不足が原因です。
しかし、目に出来るクマの種類は大きく分けて3つあり、出来る原因も異なります。
また、目のクマの種類は、青グマ、黒グマ、茶グマの3つあります。この3つはクマの色も微妙に異なり、出来る原因も異なります。
ここでは、目のクマができる原因と改善方法について種類別にご紹介します。
青クマ
目にクマが出来る種類として最も多いのが青グマです。この青グマは、目の周りにある毛細血管の血流が悪くなる事で発生します。
目の周りの血行不良を起す原因として、寝不足、不規則な生活、疲労、ストレス、体調不良、眼精疲労、ドライアイなどが挙げられます。
目の周りで血行不良を起すと、血液が目の下に溜まります。目の下は皮膚が薄いため、うっ血している状態が外からみて分かるようになります。これが青グマと呼ばれるものです。
色白の人や生まれつき皮膚が薄い方に青グマが出来ると一般の人より目立ちやすいです。
青クマの改善方法
青グマは血行不良が原因で現れます。
その為、目の周りの血行を良くすることで、解消できます。
目の周りのマッサージ方法
１．指のひらを使って、目の周りを押すようにマッサージします。目のマッサージは、保湿クリームや目元ケア用品をつけてマッサージを行うことで、スムーズにマッサージが出来、潤いもプラスされるので、オススメです。
２、目の血行を良くする為に、目の上にホットタオルを乗せ、10分間ほど目を休ませます。
３．最後に肩、首などをほぐします。首から肩にかけて、血行が良くなるツボがあります。ですので、首や肩をまわす運動をマッサージ後にすると、さらに血行がよくなります。
血流を良くする食材を摂取
血流を良くする食材は、玉ねぎや長ネギ、ニンニク、青魚、焼のり、レバー、枝豆、モロヘイヤ、キャベツ、鶏レバー、ほうれん草、ひじき、あさり、高野豆腐が代表的な食材です。
中性脂肪やコレステロールが原因で、血流を妨げている場合は、海藻類や緑黄色野菜を摂取することで、中性脂肪やコレステロールの減少が期待出来ます。
体を温める
冷えは血行不良を招きます。その為、冷たい食べ物や飲み物は控え、温かい食べ物や飲み物を摂取するように心がけましょう。お風呂に入ることも効果的です。
また、血液中の水分量が少ないとドロドロとした血液になり、血行不良を招きます。温かい水で水分補給をしっかりするように心がけましょう。
黒クマ
黒グマは、加齢が原因となって出来るクマの種類です。
歳を取ると、目の下の筋肉が衰えることで、下瞼の皮膚が薄くなったり、たるみやしわが出来ます。これにより、へこみが生じて影を発生させ、この影が黒く見えることを黒グマと呼びます。
黒クマの改善方法
黒グマは、年齢とともに出来るたるみやしわが原因です。
その為、目の周りの衰えた筋肉を鍛えたり、たるみやしわに効果のある目元化粧品を使用することをオススメします。
目の周りの筋肉の鍛え方
１、目を5秒間ギュッと閉じて、5秒間パッと限界まで見開く
２、目を大きく見開き、上、下、右、左などにグルグルとまわします。反対周りも同じように行います。
３、寄り目を作り元に戻す行為を繰り返します。
４、両目とも右方向先をずっと見て、次に左方向先をずっと見ます。
５、最後に黒グマに効果的なツボを押します。こめかみ部分を指の平を使ってグッと押します。このツボは、顔全体のむくみやシワ、たるみやくすみに効果的だと言われています。
茶クマ
茶グマは、色素沈着によって出来るクマの種類です。
紫外線を浴びると、メラニン色素が増え、色素沈着が起こります。いわゆるシミと呼ばれるものです。
茶クマの改善方法
茶グマは、メラニン色素の沈着が原因の為、紫外線などを避ける為に、UVカットの日焼け止や下地を外に出る時には必ず利用したり、美白成分の入った化粧品を使用することが有効です。
また、メラニン色素を抑えるビタミンCを摂取することも効果的です。
ビタミンCが多く含まれている食材は、パプリカ、パセリ、芽キャベツ、レモン、ゆず、アセロラ、ブロッコリー、ゴーヤ、トマトなどです。
おわりに
目のクマは青グマ、黒グマ、茶グマの3種類あります。目のクマの種類によって、原因と解消方法が異なります。
目にクマが出来ることで、疲れて見えたり、老け顔に見える原因になります。原因にあわせた解消法を取り入れて、クマを解消しましょう。
