眼がチカチカする、眼が疲れるといったときに、その対処法としてまず最初に思い浮かべるのが目薬ですよね。
飛蚊症も、目薬で治したいところですが、残念ながら、飛蚊症は目薬で完治させることはできません。
今回は、その理由と、予防策としてのおすすめの目薬をご紹介します。
目薬で飛蚊症自体は治せない理由
①他の組織にも影響してしまう
飛蚊症の原因は硝子体の濁りです。そのため理論上は、この濁りを薬剤で溶かしてしまえれば飛蚊症は収まります。
ところが、硝子体の主な成分は、ヒアルロン酸やコラーゲンです。こういった成分は、眼の網膜を含めてあらゆる重要な場所に存在しています。
もし、硝子体の中の濁りを溶かす薬剤を点眼したとしたら、そのほかの眼の組織も一緒に溶かしてしまうことになってしまうため、点眼することができません。
②目薬は硝子体まで届かない
そもそも、目薬は眼球の表面に対して有効であり、眼の奥にある硝子体に対しては何ら影響を及ぼすものではありません。
もし硝子体に届かせる目薬を作るとしたら、それはとんでもない濃度のものを作ることとなり、やはり眼自体に悪影響を及ぼすことになってしまうため、点眼することができません。
飛蚊症の予防策としての目薬
このように目薬は、直接飛蚊症に働きかけるだけの効果は今のところないといえます。しかし、飛蚊症は目の老化や酷使、疲れが原因ともいわれているので、飛蚊症の予防としての効果は期待できます。
たとえばドライアイの場合、眼の潤いがなくなる症状ですから、当然硝子体を形作っているヒアルロン酸やコラーゲンの水分が少なくなり、委縮する可能性もあります。そのようなドライアイを改善するために目薬が有効です。
また眼の疲れ、かすみ、さらには角膜の代謝をアップさせるような成分を含む目薬を活用することで、飛蚊症の発症を抑え、老化を先延ばしすることもできます。
飛蚊症予防のためのおすすめの市販目薬
①新ロート ドライエイドEX(ロート製薬)
【9/8(木)01時59分まで★ポイント5倍】【第3類医薬品】[ロート製薬]新・ロートドライエイドEX 10ml/目薬/点眼薬/高粘度/目の乾き/目のかすみ【05P03Sep16】
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従来の目薬よりも約60倍ものとろみが特徴です。ドライアイに効果を発揮し、潤いを与えながら目の水分の蒸発を防いでくれます。
パソコンやスマホなどのブルーライトによって、ドライアイは慢性化しています。飛蚊症の若年化というのも、このドライアイに影響されていると考えられています。
ドライアイを防ぐこと=飛蚊症を防ぐといっても過言ではありません。
②ソフトサンティア ひとみストレッチ(参天製薬)
【第3類医薬品】【ポイント10倍】 参天製薬 ソフトサンティア ひとみストレッチ (5mL×4本) 目薬 【送料無料】 【smtb-s】 ツルハドラッグ
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ソフトサンティアひとみストレッチは、疲れ目用の無添加目薬です。
目の疲れの原因である”ピント調節機能のコリ”をほぐすための成分である、ビタミンB12とネオスチグミンが高濃度で配合されています。
「ソフトサンティア」という目薬も、無添加の人口涙液として有名ですが、ひとみストレッチの方も、無添加なので安心して点眼することができます。
また、コンタクト利用の時でも使用OKなところも、助かりますね。
おわりに
目薬は、飛蚊症の予防としては有効です。
飛蚊症の症状を軽減させたい場合は、目のケア用のサプリを利用することで軽減されるケースもあります。
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